2008年10月16日

民話、ガラッパの土産の続き!

こんにちは!しゅんじぃです。

今日、偶然にも初めて「しゅんじぃのブログ」に来られた方は、
10月14日の「ガラッパの土産」から見て頂くと、物語のすじが、
つながると思います。

10月14日分は前編にさせてもらいます。

今日のは、「ガラッパの土産」の後編です。

14日、15日は、風呂に入って手首をしっかりと揉んで寝ましたので、手首の痛いのは和らぎましたが違和感は、少しあります。

「ガラッパの土産」の後編。
始まり、はじまり。
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彦一は、川から上がって来たガラッパば、見とらしたら、

ガラッパは、ヒョコヒョコと彦一の目の前に来て

「やあ、こんばんは、彦一さん」
「しばらくでしたね」
「ひとつ、おらたちと相撲ば、とりまっしょ」て言う。

※ガラッパは、人ば見っと、むしょうに
 相撲ば、とろごつなっとげな。
(ガラッパ・・・河童の事)

そして

「先に言うときます」
「皿打ちは、すっとでけんですよ」て言うたげな。

※皿打ち…頭に上にある皿の水を取ってしまう事。

彦一は、釣りには、もう飽きとらしけん、

「よかたい」て言うて

「さあ、掛かって来い」

「はっきょいよーい、のこった、のこった」と行司もしながら、相撲ば、取り始めらした。

※最初の内は、わざと負けてやらしたげな。

すると、ガラッパは調子にのって、

「もう一番、もう一番」て言うち、何回も突っかかって
こらしたげなたい。

そうこうしている内に彦一は、

「ほんなもんの相撲取りのごて」
「ちゃんと、お辞儀をして、四股を踏んで相撲ばとろう」て
言うたばったん、ガラッパは、キョトンと、しととたい。

そるば見て彦一は「おるがごて、すっとよかけん」て言うち

まず、彦一がお辞儀ばした。

ガラッパも真似して、お辞儀ばした。

そん拍子に、ガラッパの頭の上にある皿から、
「水」が零れてしもうた。

※ガラッパは皿の水がなくなると、元気を失い、力の、
 はいらんごて、なってしまうとたい。
 
だけん、相撲ばとる前に、ガラッパは
「皿打ちは、すっとできんですよ」て言うたったいな。

こん日の夜は、月の美しか夜だったけん。

次から次に、ガラッパが川から上がって来て、彦一に、相撲ば
挑んで来たげな。

彦一は最初は、負けちやって、同じような手口で騙して、
ガラッパば、負かして十何匹も、しとめらした。

そるば持って、殿様のお屋敷に行って

「殿様、殿様」
「でっかいやつが釣れましたけん、お土産に持ってきました」

て言うて、ガラッパを魚ですと騙して、殿様にさしあげた
そうな。

彦一は、殿様から騙し取った鯨の肉ば、
ぐっさい持って「にこにこ」して帰っていかした。

彦一の家は、久しぶりのご馳走のだったそうな。

ジャンジャン。

んなら、こん話は、こっでしみゃ です。

懲りずに、また、遊びに来てはいよ。

熊本弁講座
1.ぐっさい       …たくさん
2.とろごつなっとげな  …取りたくなる
3.ほんなもん      …ほんとうの
4.「おるがごて、すっとよかけん」
  (私のようにしたら、いいですから)
5.でっかいやつ     …大きい物
6.そるば持って     …それを持って
posted by しゅんじぃ at 17:53 | 民話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする