2008年11月13日

お見知り遠足の悲劇?

こんにちは!しゅんじぃです。

11月11日、市役所に行っての帰り道、丁度信号待ちして
いる時に、前の横断歩道を小学生の遠足の団体に遭遇。

渡っているのを見つめていましたら、私のいやな思い出が
頭の中にブアーと浮んできました。

この記事を纏めるのに二日かかりました。

私が小学校一年生(昭和28年ごろ)の「お見知り遠足」の時の
話ですたい。

悲劇が待っているとは、知らずに!

まあ、聞いてはいよ!

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明日は遠足だけん、前日から、興奮しとったでしょうな
遠足の日の朝は、腹の調子が悪く、少し下痢ぎみでした。

「ハンカチ」持ったかい。
「ちり紙」持ったかい、と 母ちゃん。
「もった、持った」と しゅんじぃ。

遠足に行くのが嬉しくて、持つものも持たずに、
「んなら、行って来る」と言って家を出ました。

※この時分は、この地に引っ越して来たばかりで、
 近所に知っている人は少なく。
 
 親父から、
 高田さん所の同じ一年生の「じゅんじ」と
 一緒に学校に行けばよか、と言われ
 この「じゅんちゃん」が唯一の知り人でした。

 学校に着くと、クラスが違うので、
 ここからはバラバラです。

 そして、

 同じクラスの人も、私は、転校して来たばかりで、
 
 誰とも、話した事もなかったですな。

 と、こんな背景があって、この物語は、始まるのです。

いよいよ、遠足に出発。

遠足の目的地では、何か楽しい事があったのかも
知れませんが、まったく覚えていません。

昼ごはんの美味しかった事ぐらいしか覚えとらんです。

普段、口にしない

「たまご焼き」「果物」「お菓子」「あめ」などが、
盛りたくさんですたい。

美味しかったなー。

目的地での遠足の行事も終わり、

学校に帰ります。

◇一年生としての遠足については、

 食べ物の事と行き帰りの歩きばかりで
 きつかった事を覚えています。

 毎日の食事と遠足の時の、ごはんとのギャップに驚きました。

 食べ物の事ばかり、考えとったように思います。

 今 考えると、いじきたなかなー。

そういう時代だったです。

あっ、横道にそれて来ましたね。

丁度、学校に着いたころ、
腹が、ゴロゴロ いい出しったですたい。

先生が何か喋っていましたが、
もう、聞く耳をもちません。

「早よう終われ」

「早よう終われ」

「早よう終われ」

と念じていました。

終わったと思ったら、

今度はクラスの先生の話。

さっきより、下腹が窮屈に感じます。

話は、聞こえません。

「・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・・・・・・」

「・・・・・・・・さようなら」を聞くやいなや

便所に一目散。

走ると漏れそうなので

サッサッサッと・・・急ぎ足。

便所に到着。

扉を開ける。

ベルトに手をかける。

「ん・・・・・・・・・」



紙がない。

どうしょう。


ずぼんのポケット!

手を入れる。


ない。


となりの便所へ。

扉を開ける。

「ん・・・・」

紙がない。

※現在のように、学校の便所にトイレットペーパーなど
 置いてなく、家でも新聞紙を適当な大きさに切ったのを
 使っていました。

 ちりがみも、今みたいに、柔らかい紙でなく、茶色で
 ゴワゴワしたものでした。
 
次の便所へと思った時には、

用を足しに6年生、2年生、5年生、4年生、3年生、1年生と
ドヤドヤ やって来て人だらけ。

どうしよう。

どうしょう。


どうしょう。


頭に浮かんだのは
「家に帰ろう」だったですね。

周りの知らない人に、「紙を分けて下さい」とか
言えなかったです。

スタスタと家に向かって歩き出しました。

歩きながら唯一知っている「じゅんちゃん」を
探していたかも知れませんが、定かでありません。

「しょうぐんさん」を過ぎるころは、前だけ
ジート見て歩いとりました。

※「しょうぐんさん」…八代宮の別名

だんだん、うんこをしたい気持ちの周期が短くなってきます。

一年生の足では、家が、なかなか近ずきません。

腹がグルグルと言い出したら、立ち止まり、

和らいだら、歩き出しを繰り返しながら・・・・。

だいぶん、家が近ずいて来ました。

ふっーと、見やげると前には長い上り坂。

力をいれて、登ろうとするたび、「ひっと出ろう」と
すっとです。

苦しい。

くるしい。

苦しい です。

やっと登りきりました。


今度は下り坂。

家が見えました。

嬉しくなりました。

あと20mぐらい。

こころがあせって すーと、走り出しました。

すっとですね!

すっとですね!



すっとですね!


坂の中ほどで、

「ブリッ」と、

ひっと出たです。

あっ、出たらあからん・・・・と思ったら

あっ、あっ たまりません、また、

「ブリブリ」と出ます。

小さい手で「じご」ば押さえます。

これが、またいけません。

パンツの隙間から、便が太ももの内側をすーと

流れ出ます。

生暖かいのが、流れているのが判るんです。

気持ちん悪かーーーーーーーーーーです。

反対の太ももの内側をすーー・・・・と。

わぁ、わぁー、わあ。

やっと、家に着きました。

「ただいま」

と言ったか覚えていません。

脱兎のごとく、便所に一目散。

ブリ、ブリ、ブリブリー・・・・・・・・。

情けなけて、悲しくて、涙がブアーと溢れ出ました。

泣きーーーーーました。

このあとが困りました。

母ちゃんは、いません。

なぜか、気づいた時は、風呂場に居ました。

風呂には、昨日の風呂水が入っていたので、

「じご」と「太もも」ば、あるたです。

そして、たらいに風呂水ば入れて

ずぼんとパンツば

ゴシ

ゴシ

ゴシ

ゴシゴシゴシ

と小さな手でしゅんじぃは、洗ったのでした。

絞って(絞ったつもり…じゅくじゅくだったと思う)

洗濯物の中に

そーと

忍ばせたのでした。


※この頃(昭和28年)は、家では、たらいと洗濯板で
 洗濯していたので、洗濯機に放り込むこつも
 出来んだったですたい。

この事があって、親がよく言っていた

「ハンカチ 持ったかい」と

「ちり紙 持ったかい」が、頭に残るようになって、
ちり紙をいつも持って外出するようになりました。

大人になった今も、ズボンの中にちり紙があります。
言われた時に、ちゃんとしていれば

こういう事は、なっかたですね。

あーた、あーた ここは、同情でなく
おもいきり、笑いなっせ!

ワッハハ、ワッハハーー、ワッハハ。

しゅんじぃの、
にがい思い出の一つでした。

おしまいです。

熊本弁講座
1.すっと     …すると
2.じご      …尻
3.んなら     …それでは
4.あるた     …洗った


posted by しゅんじぃ at 18:39 | 思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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